手の震えを助ける手首の機器と、病院の外でも続けるDBSの調整
米国で全国供給が始まったCala kIQ Plusと、脳深部刺激療法後の遠隔調整を対面診療と比較したドイツの試験を紹介します。
パーキンONニュース #17病気の進行に関わる仕組みを狙う新薬と、脳の信号に合わせる治療
ARV-102の24人を対象とした初期臨床試験と、104人を予定するAlphaDBSの比較研究から、新しい可能性とまだ確認されていない点を解説します。
パーキンONニュース #16薬の効き目が落ちる時間を減らした新薬と、より早い治療を目指す研究
ソレンゲプラスの341人を対象とした第3相試験と、SNT-4728の41人を対象とした研究から、期待できる変化と未確認の点を説明します。
パーキンオンニュース #15脳深部刺激療法を一人ひとりの脳に合わせて検討する新しい道具が、米国で許可されました
Quicktome DBが電極の位置と脳のつながりをどう示すのか、米国の許可の意味と、まだ確認されていない治療効果を分けて説明します。
パーキンオンニュース #14進行を遅らせることを目指す2つの候補薬、人を対象とした試験で次の可能性を確認
レクサセラクトの12か月観察と、週1回注射のTT-P34の初期試験が確認したこと、今後検証すべき効果を説明します。
パーキンオンニュース #13パーキンソン病の新しい飲み薬が米国で承認、ワクチン研究では免疫反応を確認
タバパドンの米国承認と臨床試験の結果、ACI-7104ワクチンの100週データからはまだ症状改善を結論づけられない理由を解説します。
パーキンオンニュース #12電気鍼の小規模研究では痛みが軽くなり、脳MRI研究では黒質の信号の違いが調べられました
パーキンソン病で筋骨格の痛みがある58人の電気鍼無作為化試験と、黒質の磁気信号を調べた77人の脳MRI研究をまとめました。
パーキンオンニュース #11抗体を細胞のなかまで運ぶ技術がアルファシヌクレインを標的にし、ヨーロッパ系の人の60%以上が持つ遺伝子が進行の速さと関係することも示されました
抗体を細胞のなかまで届ける新しい脂質ナノ粒子技術がパーキンソン病モデルでアルファシヌクレインの塊を減らした研究と、MC1R遺伝子の変異があると運動症状が最大63%速く悪化するという大規模研究を、患者さんとご家族の視点でまとめました。
パーキンオンニュース #10日常の診療記録から3〜5年後の急速な悪化を推定し、LRRK2変異が細胞の鉄の処理を乱す仕組みも示されました
日常の診療情報と脳MRIから3〜5年後の認知・運動機能の急速な低下を推定した研究と、LRRK2変異が鉄による細胞障害を悪化させる仕組みを調べた細胞研究を、患者さんとご家族の視点でまとめました。
パーキンオン最新情報 #9レボドパの徐放製剤がEUで承認され、血液の一つのスコアが数年後の認知機能低下・すくみ足と結びつきました
1日5回の服用を3回に減らしながら効いている時間はむしろ延ばした徐放製剤のEU承認と、韓国の研究チームが血液の遺伝子の働きから8年後の認知機能低下・すくみ足の起こりやすさを見積もった研究を、ご本人とご家族の視点でまとめました。
パーキンオン最新情報 #8診断された最初の1年のうちにリハビリを始めた方のほうが長く生きられ、幻視が現れる前に脳であらかじめ見える兆しも確認されました
パーキンソン病の患者さん1万9千人あまりを最長15年追跡し、リハビリを早く始めた方ほど生存期間が長かったという研究と、幻視が現れる数年前から脳のアセチルコリンの活動がすでに下がっていたという研究を、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #7腸内細菌はパーキンソン病の進行度や飲んでいる薬によって変わり、薬の効きを高めるための薬がかえってレボドパを削ってしまうことがあります
パーキンソン病の患者さんの腸内細菌が年齢・重症度・飲んでいる薬によって変わるという研究と、レボドパの効果を高めるために使うCOMT阻害薬が腸内細菌を変えてしまい、かえって薬の効きを弱めることがあるという研究を、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #6すぐに使える幹細胞治療がFDAファストトラックに指定され、毒性タンパク質が神経細胞に入り込む通路も初めて明らかになりました
損傷したドパミン神経細胞を置き換える幹細胞治療が米国FDAのファストトラック指定を受けたというニュースと、パーキンソン病の毒性タンパク質が神経細胞の中に入り込む通路をイェール大学の研究チームが初めて突き止めたというニュースを、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #5筋トレとストレッチの併用が運動症状を目立って軽くし、ピロリ菌の治療は症状の改善につながりませんでした
筋力トレーニングとストレッチを組み合わせることでパーキンソン病の運動症状と筋力が大きく改善したという無作為化比較試験と、胃炎を起こすピロリ菌の治療が運動症状・非運動症状のどちらにも役立たなかったという二重盲検臨床試験の結果を、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #4毒性のあるタンパク質を取り除くワクチンがFDAの優先審査の対象に指定され、新しい飲み薬が症状と炎症を同時に軽くしました
パーキンソン病の原因とされる毒性タンパク質を免疫の力で取り除くよう訓練するワクチンが、米国FDAの優先審査(ファストトラック)対象に指定されたというニュースと、脳の炎症をおさえる新しい飲み薬が初期の臨床試験で症状の改善を示したというニュースを、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #3手術のいらない脳への刺激で気分の落ち込みと意欲の低下が軽くなり、LRRK2遺伝子のはたらく仕組みも明らかになりました
手術をともなわない脳への刺激(tDCS)でパーキンソン病の気分の落ち込みや意欲の低下が軽くなったという研究と、有力な新薬の標的である LRRK2 遺伝子のはたらく仕組みを明らかにした研究を、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #2細胞治療は3年目も効果が続き、1日1回の新しい薬は承認の判断が目前です
パーキンソン病の細胞治療の3年間の追跡結果と、米国で承認の判断を待っている1日1回服用の新薬のニュースを、患者さんとご家族の視点で整理しました。
パーキンオン最新情報 #1運動がドパミン神経細胞を守るという新しい研究
続けて行う有酸素運動がドパミン神経細胞の傷みが進む速さを遅らせるかもしれないという研究を、患者さんとご家族の視点でやさしくまとめました。
